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酒に別腸あり

読み方

さけ に べっちょう あり

意味

酒を飲む人には、普通の食べ物とは別に酒を入れる腸があるかのように、たくさん飲めるものだということ。また、酒量は体の大きさや食事の量とは必ずしも関係がないというたとえ。

由来

中国の故事成語「酒有別腸」に由来する。宋代の史書『資治通鑑』(1084年成立)に見える「酒有別腸、不必長大」(酒量は体格の大小によらない)という趣旨の句から、日本でもことわざとして用いられるようになった。

備考

古風でやや硬い表現。会話では「酒は別腹」と言うことも多い。大酒飲みを半ば冗談めかして評する語で、飲酒を勧める意図には注意。

例文

  • 彼は小柄なのに一升近く飲む。まさに酒に別腸ありだ。
  • 夕食をあまり食べなかった先輩が、二次会では何杯も飲んでいて、酒に別腸ありとはこのことだと思った。
  • 見た目で酒量を判断してはいけない。酒に別腸ありというだろう。
  • 祖父は痩せているが、若いころは酒に別腸ありと言われるほどの大酒飲みだった。
  • もう満腹だと言っていた友人が日本酒だけは進むので、皆で酒に別腸ありだと笑った。

類義語

  • 酒は別腹
  • 酒有別腸
  • 酒量は体格によらぬ

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