逃げるが勝ち
読み方
にげる が かち意味
不利だと判断したときは、無理に戦ったり争ったりせず、いったん退く・避けるほうが結果的に自分を守れて得になる、という意味。臆病というより状況判断としての撤退を肯定する言い方。由来
語源の詳細な初出年は不明。中世〜近世に広まったとされ、武士の戦いや勝負事で「勝つこと」には生き延びることも含まれるという発想から、形勢が悪いときは退くのが最善の勝ちにつながる、という教訓として定着した。備考
「逃げる」は消極的というより、危険回避・撤退の賢さを評価する語感。勝負や対人トラブル、ビジネスの撤退判断にも用いる。例文
- 相手が感情的になっているから、今日は議論をやめよう。逃げるが勝ちだ。
- 勝算がない勝負に突っ込むより、撤退して立て直すほうがいい。逃げるが勝ち。
- 煽り運転みたいで危ない車には近づかないのが一番だよ、逃げるが勝ち。
- 今は資金繰りが厳しいから新規出店は見送ろう。逃げるが勝ちだ。
- けんか腰の人には反論せず距離を置いた。逃げるが勝ちと思って。
類義語
- 君子危うきに近寄らず
- 三十六計逃げるに如かず
- 負けるが勝ち
対義語
- 当たって砕けろ
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 背水の陣
- 一か八か