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逃がした魚は大きい

読み方

にがした さかな は おおきい

意味

手に入れそこねたものや、失ってしまったものは、実際以上に価値が高く思えたり、惜しく感じられたりするということ。逃した機会や相手ほど魅力的に見える、人間の心理を表すことわざ。

由来

釣りで魚を取り逃がすと、実際の大きさ以上に「今の魚は大物だった」と感じやすいことから生まれた言い方。漁や釣りの体験に根ざした民間のたとえで、正確な成立年は不明だが、近世、少なくとも江戸時代ごろまでには広く使われていたと考えられる。

備考

実際に価値が高かったとは限らず、失った後に過大評価してしまう心理を表す。恋愛・就職・商談など幅広く使われ、自嘲や悔しさを込めることが多い。

例文

  • あの会社の内定を断ったあとで好条件だと知り、まさに逃がした魚は大きいと思った。
  • 別れた恋人が急によく見えるのは、逃がした魚は大きいということかもしれない。
  • 契約寸前で他社に取られた客ほど、大口案件だったように思えて、逃がした魚は大きいと痛感した。
  • オークションで入札をやめた品が後で高値になり、彼は逃がした魚は大きいと悔しがった。
  • いつまでも逃がした魚は大きいと嘆いていても、次のチャンスはつかめない。

類義語

  • ない物ねだり
  • 隣の芝生は青い

対義語

  • 足るを知る
  • 明日の百より今日の五十

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