身過ぎ世過ぎ
読み方
みすぎ よすぎ意味
日々の暮らしを成り立たせること。衣食住をまかなって生活していくこと、またはそのために仕事をして生計を立てることをいう。多くは「身過ぎ世過ぎに困る/やっと身過ぎ世過ぎする」など、生活の苦楽や経済状態を述べる文脈で用いられる。由来
「身過ぎ」は自分の身を過ごす=身の処し方・生活の営み、「世過ぎ」は世の中を渡って暮らす=世渡り・生計のこと。両語を重ねて強調した言い方で、特定の故事に由来することわざというより口語的な慣用表現として定着した。成立年代は明確でないが、近世(江戸期)以降の用例が多いとされる。備考
ことわざというより慣用句的に用いられる。「身過ぎ世過ぎに(困る/なる/する)」の形が多い。やや口語・古風で、改まった文章では「生計を立てる」なども可。例文
- 物価が上がって、身過ぎ世過ぎがますます苦しくなった。
- 芸人は売れるまで、身過ぎ世過ぎに困る時期が長い。
- 彼は日雇いの仕事で、どうにか身過ぎ世過ぎしている。
- 親の援助がなくなり、身過ぎ世過ぎの方法を真剣に考えた。
- この町では観光が落ち込むと、店の身過ぎ世過ぎに直結する。
類義語
- 生計を立てる
- 暮らしを立てる
- 糊口をしのぐ
- 世渡り
- 食っていく
対義語
- 左団扇
- 安泰
- 裕福に暮らす