身を粉にする
読み方
み をこ なにする意味
自分の体や時間、労力を惜しまず、仕事や人のために全力で働くこと。疲れや苦労を顧みず、献身的に尽くす様子を表す。由来
「身(み)」は自分の身体・身の上、「粉にする」は粉々になるほど砕く意。文字どおり“身を粉々にするほど働く”という比喩表現として成立した。ことわざとしての明確な成立年代は不詳だが、近世〜近代の口語・文章で一般化したとされる。備考
やや硬めで「献身的に働く」含意が強い。美談としても使うが、過労や自己犠牲のニュアンスになることもある。例文
- 家族のために身を粉にして働いてきた父に、今はゆっくりしてほしい。
- 社長は社員の生活を守るため、資金繰りに奔走し身を粉にしている。
- 復興のために身を粉にして尽くした人々の努力を忘れてはいけない。
- 彼女はチームの勝利のため、裏方の仕事も身を粉にしてこなしている。
- 締め切り前で、私たちは身を粉にして資料を作り直した。
類義語
- 身を削る
- 身をすり減らす
- 粉骨砕身
- 滅私奉公
- 骨身を惜しまない
- 尽力する
対義語
- 手を抜く
- 怠ける
- 楽をする
- 口先だけ
- 高みの見物