身の程を知れ
読み方
みのほど を しれ意味
自分の能力・立場・分際や、物事の限度をよくわきまえ、背伸びや身の丈に合わない望み・行動をするな、という戒め。無理な挑戦や不相応な要求をいさめるときに言う。由来
「身の程(みのほど)」は中世以降の日本語で、身分・立場・力量などの“程度”を表す語。「知れ」は命令形で「自覚せよ」の意。特定の成立年や典拠ははっきりしないが、身分秩序が強かった近世(江戸期)までに定着したと考えられる。備考
命令形で強い表現。目上→目下に用いることが多く、対等や目上には失礼になりやすい。婉曲にするなら「身の程をわきまえる」。例文
- いくら有名企業でも、今の実力で最終面接を軽く見るのは身の程を知れと言われても仕方がない。
- 身の程を知れと叱られて、まずは基礎からやり直すことにした。
- あの値段交渉は強気すぎるよ。身の程を知れと言われかねない。
- 身の程を知れという言い方はきついが、無理を止める意図は分かった。
- 他人に身の程を知れと言う前に、自分の態度も見直すべきだ。
類義語
- 身の程をわきまえよ
- 分を知れ
- 分をわきまえよ
- 身の丈を知れ
対義語
- 向こう見ず
- 大志を抱く
- 身の丈以上を望む