身に勝る宝なし
読み方
み に まさる たから なし意味
自分の体や命ほど大切なものはなく、金銀財宝や地位・名誉よりも、まず健康や安全を重んじるべきだという意味。無理をして体を壊したり命を危険にさらしたりしては、どんな利益も意味がないという戒め。由来
出典・成立年は未詳。「身」は身体・生命を指し、それに勝る宝はないという素朴な人生訓から生まれた表現。江戸期以前からの俗諺とみられるが、具体的な初出年代は確認されていない。備考
健康・安全を優先させる場面で使う。やや古風だが分かりやすい表現で、「命あっての物種」と近い。例文
- 残業代は惜しいが、体を壊しては元も子もない。身に勝る宝なしだ。
- 大雨の日に無理に山へ行くのはやめよう。身に勝る宝なしというだろう。
- 若いうちは徹夜も平気だと思いがちだが、身に勝る宝なしを忘れてはいけない。
- 高収入の仕事でも、健康を削る働き方なら考え直すべきだ。身に勝る宝なしだよ。
- 事故のあと、彼は身に勝る宝なしと実感し、生活習慣を改めた。
類義語
- 命あっての物種
- 命に過ぎたる宝なし
- 健康は富に勝る
対義語
- 命より名を惜しむ
- 命を捨てて名を取る