足元から鳥が立つ
読み方
あしもと から とり が たつ意味
思いがけない急な出来事が起こり、落ち着いて対処する暇もなくあわてること。突然、旅立ち・引っ越し・弔事などに直面して、急いで支度しなければならない状況にもいう。足元の鳥が不意に飛び立って驚く様子にたとえた言い方。由来
成立時期は不詳。人の足元近くにいた鳥が、近づいた気配に驚いて突然飛び立つと、そばにいる人も不意を突かれてあわてる。その情景から、予想外の出来事が急に起こって騒ぎになることを表すようになった。古くから使われるたとえで、近世には広まっていたと考えられる。備考
「足下から鳥が立つ」とも書く。突然の知らせや急な用事で、周囲が慌ただしくなる場面に使う。やや古風なことわざ。例文
- 朝になって急に転勤が決まり、家族は足元から鳥が立つような騒ぎになった。
- 法事の知らせが突然届き、母は足元から鳥が立ったように支度を始めた。
- 出発前日に必要書類が見つからず、まさに足元から鳥が立つ思いだった。
- 会議の直前に担当者が来られなくなり、部署中が足元から鳥が立つ状態になった。
- 予告なしの来客が続いて、店は足元から鳥が立つ忙しさだった。
類義語
- 寝耳に水
- 青天の霹靂
- 藪から棒
- 泡を食う
対義語
- 備えあれば憂いなし
- 転ばぬ先の杖
- 用意周到
- 石橋を叩いて渡る