足下にも及ばない
読み方
あしもと にも およばない意味
相手のほうがはるかに優れていて、自分(や他者)がとても同等にはかなわない、比べものにならないという意味。能力・実力・知識・技量などの差が大きいことをへりくだって言うときにも用いる。由来
「及ぶ(=達する)」に打消の「ない」が付き、「足下(あしもと)」=相手の足元という最も低い位置にさえ到達できない、という比喩から「到底かなわない」の意になった。成立年代は特定しにくいが、近世以降の口語表現として一般化したとされる(厳密な初出年は不詳)。備考
へりくだり表現として丁寧形「足下にも及びません」をよく用いる。対象は人に限らず、作品・品質などにも使える。口語では「足元にも及ばない」とも言う。例文
- 彼の数学の実力は、私など足下にも及ばない。
- プロの演奏は、趣味で弾く私の腕では足下にも及ばない。
- 経験の深さでは先輩が上で、私たちは足下にも及びません。
- この店の職人技は、他店の仕上がりが足下にも及ばないほどだ。
- 彼女の気配りは見事で、私の配慮など足下にも及ばないと痛感した。
類義語
- 到底かなわない
- 到底及ばない
- 比べものにならない
- 雲泥の差だ
- 足元にも及ばない
対義語
- 互角だ
- 肩を並べる
- 引けを取らない
- 並び立つ