赤子の手をひねる
読み方
あかごのてをひねる
意味
赤ん坊の手は弱く簡単にひねれることから、相手に抵抗する力がなく、物事をたやすく成し遂げられるたとえ。非常に簡単で、苦労せずにできるという意味。
由来
赤子(乳児)の手は小さく力も弱いので、ひねるのは容易だという日常的な観察に基づく比喩表現。成立した正確な年代・初出は不詳だが、近世以降の口語的なたとえとして定着したと考えられる。
備考
「相手を容易に打ち負かす」含みで使うと、相手を見下す響きになりやすい。公的・丁寧な場では「容易だ」「簡単だ」などに言い換えると無難。
例文
- この程度の計算問題なら、私にとっては赤子の手をひねるようなものだ。
- 経験者がやれば、赤子の手をひねるように片づく仕事だよ。
- 相手チームは主力が欠けていて、勝つのは赤子の手をひねるほど簡単だった。
- 彼は交渉がうまいから、条件を引き出すのは赤子の手をひねるだろう。
- そんな雑用、赤子の手をひねるって言うけど、油断するとミスするから気をつけて。
類義語
- 朝飯前
- 造作もない
- お茶の子さいさい
- 手に取るよう
- 屁でもない
対義語
- 骨が折れる
- 一筋縄ではいかない
- 難事
- 至難の業