買うは易く売るは難し
読み方
かう は やすく うる は かたし意味
品物や株などを買う決断は比較的しやすいが、利益や損失を見極めてちょうどよい時機に売るのは難しい、という意味。転じて、物事は始めることより、終わらせ方や手放し方の判断のほうが難しいことのたとえ。由来
商売や相場の世界で生まれた格言。正確な初出年は不詳だが、近世、遅くとも江戸後期から明治期にかけて、商人や相場師の間で広まったと考えられる。品物や有価証券は買うよりも、売り時を見極めるほうが難しいことからいう。備考
主に商売・株式・不動産などで使うが、広く『始めるより、やめ時・手放し時の判断が難しい』という意味にも使える。やや古風な表現。例文
- 株を始めてみて、買うは易く売るは難しという言葉の重みがよくわかった。
- 不動産は勢いで買えたが、希望額で売る段になると、まさに買うは易く売るは難しだ。
- 社長は『仕入れより在庫処分のほうが難しい。買うは易く売るは難しだよ』と新人に話した。
- 利益が出ているのにまだ上がる気がして売れず、買うは易く売るは難しを痛感した。
- コレクションも集めるのは楽しいが、手放すとなると買うは易く売るは難しで迷ってしまう。
類義語
- 買いは易く売りは難し
- 買うは易し売るは難し
対義語
- 売るは易く買うは難し