貧乏暇なし
読み方
びんぼう は ひまなし意味
貧乏な人ほど生活のために働き続けねばならず、ゆっくり休む時間や心の余裕がないということ。金銭的に苦しい状況では、用事や仕事に追われて「暇がない」状態になりやすい、という嘆きや実感を表す。由来
成立時期ははっきりしないが、江戸時代には庶民の生活実感を言い表す句として用いられていたとされる。貧しい暮らしでは日々の稼ぎが欠かせず、休めば食べていけないため「暇なし」となる、という社会状況から生まれた表現。備考
嘆き・自嘲として使うことが多い。必ずしも「貧乏=忙しい」を断定するより、生活に追われる状況を言うのが自然。口語的で日常会話に向く。例文
- 貧乏暇なしで、今月も休みは一日だけだ。
- 子どもの学費を稼ぐために働き詰めで、まさに貧乏暇なしだ。
- 引っ越しと残業が重なって、貧乏暇なしの毎日を送っている。
- 貧乏暇なしとは言うけれど、体を壊したら元も子もない。
- 副業まで始めたら貧乏暇なしになって、家のことが回らない。
類義語
- 忙中閑あり
- 猫の手も借りたい
- 多忙を極める
対義語
- 悠々自適
- 左団扇
- 安閑としている