負うた子に教えられる
読み方
おうた こに おしえられる意味
自分が保護して育てているはずの子どもや、経験の浅い目下の者から、かえって教えられたり気づきを得たりすること。立場や年齢に関係なく学ぶべき点があるというたとえ。由来
「負うた子」は背負って世話をする幼子の意。「教えられる」は受け身で、世話をしている側が逆に教わる意外性を表す。成立の正確な年・初出は不詳だが、江戸期以降に広まった口語的なことわざとして知られる。備考
「負うた(背負うた)」は古い口語で「背負った」の意。年少者・目下から学ぶ姿勢を肯定する用法で、ややことわざ的・改まった言い回しとして用いられる。例文
- スマホの使い方は、負うた子に教えられるで、孫のほうが詳しい。
- 新人の発想に触れると、負うた子に教えられる思いがする。
- 子育てをしていると、礼儀や思いやりを負うた子に教えられることが多い。
- 年下だからと侮れない。負うた子に教えられる場面は職場にもある。
- 初心者の質問に答えているうちに、こちらが負うた子に教えられて理解が深まった。
類義語
- 亀の甲より年の功
- 聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
- 下学上達(四字熟語)
対義語
- 年長者の言うことに従え(類)
- 先達はあらまほしき事なり(類)