負うた子に教えられて浅瀬を渡る
読み方
おうた こ に おしえられて あさせ を わたる意味
自分より年下・未熟・立場が下だと思っている相手から、かえって大切なことを教えられたり助けられたりすること。人は誰からでも学ぶべきで、相手を見下してはいけないという戒めにも使う。由来
背負われた子は大人より高い位置から川の浅い所を見つけやすく、背負う大人がその子に教えられて浅瀬を渡る、という生活場面に由来する。成立年は不詳だが、江戸時代(17〜19世紀)にはいろはかるた等を通じて広まったとされる。備考
「負うた」は「背負った」の古風な言い方。目下や若者から教わる場面で使うが、相手を見下す響きが出ないよう注意。例文
- 新入社員の一言で長年の問題が解けた。まさに負うた子に教えられて浅瀬を渡るだ。
- 子どもにスマホの設定を教わり、負うた子に教えられて浅瀬を渡るとはこのことだと思った。
- 部下の提案で交渉の糸口が見え、負うた子に教えられて浅瀬を渡る結果になった。
- 先輩だからといって慢心せず、負うた子に教えられて浅瀬を渡ることもあると心得たい。
- 初心者の素朴な疑問から重大なミスに気づいた。負うた子に教えられて浅瀬を渡るとはよく言ったものだ。
類義語
- 負うた子に浅瀬を教わる
- 三人行えば必ず我が師あり
- 愚者にも一得
- 後生畏るべし
対義語
- 亀の甲より年の功
- 老馬の智
- 年寄りの言うことは聞くもの