豚に真珠
読み方
ぶた に しんじゅ意味
価値のわからない人に貴重なものを与えても、そのよさを理解できず、何の役にも立たないというたとえ。相手の能力・関心・理解に合わないものは、どれほど立派でも無駄になることをいう。由来
由来は新約聖書「マタイによる福音書」7章6節の「真珠を豚の前に投げてはならない」という教え。原典の成立は1世紀ごろ。日本では明治期の聖書翻訳を通じて広まり、ことわざとして定着した。備考
「猫に小判」とほぼ同義。相手を「豚」にたとえるため失礼に響くことがあり、目上の人や本人に直接使うのは避けたほうがよい。例文
- この高級万年筆を幼児に持たせても、豚に真珠だ。
- 彼はワインに興味がないから、年代物を贈っても豚に真珠かもしれない。
- 最新の機材を買っても、使い方を覚える気がなければ豚に真珠だ。
- 専門書を初心者にいきなり勧めるのは、豚に真珠になりかねない。
- 彼女ならこの絵の価値がわかるが、私には豚に真珠だ。
類義語
- 猫に小判
- 馬の耳に念仏
- 犬に論語
- 牛に経文
対義語
- 鬼に金棒
- 適材適所