親に過ぎたる宝なし
読み方
おや に すぎたる たから なし意味
親ほど尊く、ありがたい存在はないという意味。自分を生み育て、支え、守ってくれる親の恩は何物にも代えがたいという、親を大切にし親孝行を勧める教訓。由来
成立年代・初出は不詳。「過ぎたる」は「まさる・超える」の意の文語表現。親孝行を重んじる儒教的な孝の観念を背景に、近世(江戸時代、17〜19世紀)には教訓的なことわざとして広まったと考えられる。備考
やや古風で教訓的な響きがある。日常では「親ほどありがたい存在はない」と言い換えることも多い。例文
- 病気で寝込んだとき、母が毎日世話をしてくれて、親に過ぎたる宝なしだと実感した。
- 就職して初めて、陰で支えてくれた父母のありがたさが分かり、親に過ぎたる宝なしと思った。
- 高価な贈り物より、困ったときに寄り添ってくれる親の存在こそ、親に過ぎたる宝なしだ。
- 祖父はよく、親に過ぎたる宝なしと言って、元気なうちに親孝行しなさいと教えてくれた。
- 海外で一人暮らしをしていると、電話一本で励ましてくれる親のありがたさに、親に過ぎたる宝なしと感じる。
類義語
- 親ほどありがたいものはない
- 親の恩は山より高く海より深し
- 父母の恩は山より高く海より深し