見ぬが花
読み方
みぬ が はな意味
実際に見てしまうより、見ないで想像しているうちのほうが美しく、期待や興味が保たれるという意味。現実を知ると失望することもあるので、あえて知らないほうがよい場合にいう。由来
「花」は美しいもの・最もよい状態のたとえで、「見ぬ」、つまり実物を見ない状態こそが花である、という表現。具体的な初出や成立年は不明だが、近世以降に広まった俗諺と考えられる。備考
やや古風な言い方。期待と現実の落差を皮肉る場面や、あえて知らないほうがよいという助言に使われる。例文
- 評判の名所に行ってみたら意外と普通で、見ぬが花だったと思った。
- 憧れの先輩の私生活を知りすぎるとがっかりするかもしれない。見ぬが花だよ。
- 映画の結末は、ネタバレを読まずに想像している今が見ぬが花かもしれない。
- 高級レストランの厨房の裏側まで見たいとは思わない。見ぬが花ということもある。
- 昔住んでいた町は、思い出の中に残しておくほうがよい。見ぬが花だ。
類義語
- 知らぬが仏
- 聞かぬが花
- 見ぬ物清し
対義語
- 百聞は一見に如かず
- 論より証拠