血は水よりも濃い
読み方
ち は みず よりも こい意味
血縁で結ばれた家族や親族のつながりは、他人との関係よりも強く、簡単には切れないという意味。特に、いざという時には親族同士の情や結束が優先されやすいことを表す。由来
欧米のことわざ “Blood is thicker than water” の訳として広まった表現。類似表現は中世ヨーロッパに見られ、現代英語形は19世紀初めに確認される。日本での定着時期は正確には不明だが、明治以降に翻訳を通じて広まったと考えられる。備考
家族・親族の絆を肯定的に言う場面が多いが、身内びいきや血縁重視を批判的に述べる時にも使われる。例文
- 普段は疎遠でも、困った時に真っ先に助けてくれたのは兄だった。やはり血は水よりも濃い。
- 会社では対立していた二人だが、親戚の問題となると協力し合うのだから、血は水よりも濃いものだ。
- 彼女は友人より家族の意見を選んだ。血は水よりも濃いということだろう。
- 相続で揉めても、最後には兄弟で支え合った。血は水よりも濃いと感じた。
- 長年会っていなかった父を看病することにした彼を見て、血は水よりも濃いと思った。
類義語
- 血は争えない
- 血縁は争えない
- 親子の縁は切れぬ
対義語
- 遠い親戚より近くの他人
- 兄弟は他人の始まり
- 氏より育ち