蛙の面に水
読み方
かえる の つら に みず意味
どんな侮辱や冷たい仕打ち、非難を受けても、平気で少しも動じないことのたとえ。相手に効き目がなく、手応えがないという意味でも用いる。由来
蛙は水にぬれても平然としているように見えることから、「蛙の顔(面)に水をかけても何ともない」という比喩として生まれたとされる。成立した正確な年代・初出は不明だが、近世以降に広く用いられるようになったと考えられる。備考
「蛙の顔に水」とも言う。褒め言葉にもなり得るが、反省しない・図太いという否定的評価で使われることも多い。類義の「馬の耳に念仏」は“聞き流す”ニュアンスが強い。例文
- みんなが皮肉を言っても、彼は蛙の面に水で笑っていた。
- 何度注意しても蛙の面に水で、まったく改まらない。
- 上司に叱られても蛙の面に水の態度では、信頼を失うよ。
- 嫌味を言っても蛙の面に水だから、別の伝え方を考えよう。
- あの選手はブーイングにも蛙の面に水で、集中を切らさなかった。
類義語
- 馬の耳に念仏
- 糠に釘
- 暖簾に腕押し
- 柳に風
- 豆腐に鎹
対義語
- 顔から火が出る
- 面目丸つぶれ