蛍雪の功
読み方
けいせつ の こう意味
苦しい環境でも工夫して勉学に励み、長年の努力の積み重ねによって学問や立身の成果を得ること。蛍の光や雪明かりを頼りに学んだという故事から、苦学・精進のたとえとして用いる。由来
中国の故事に由来する。晋代(4世紀ごろ)の車胤(しゃいん)が蛍の光で書を読み、同じく孫康(そんこう)が雪明かりで勉学したという逸話(「晋書」など)から「蛍雪」が苦学の象徴となり、日本でも漢語として受容され「蛍雪の功」として定着した。日本での厳密な成立時期は不詳。備考
「蛍雪」は苦学の象徴。文章語・硬めの表現で、学問や資格取得など努力の成果に対して使う。単に「がんばった」程度にはやや大げさ。例文
- 彼は家計が苦しくても夜は図書館で学び続け、まさに蛍雪の功で難関大学に合格した。
- 祖父は戦後の混乱期に働きながら学び、蛍雪の功によって教員になった。
- 蛍雪の功を誇るより、今の仕事で結果を出すことが大切だ。
- 奨学金制度は、蛍雪の功を支えるためにもっと充実させるべきだ。
- この賞は、長年の研究を積み重ねた蛍雪の功に報いるものである。
類義語
- 蛍雪の功
- 蛍雪の功(けいせつのこう)
- 蛍雪の功を積む
- 刻苦勉励
- 艱難辛苦
- 苦学
- 勤勉
- 努力のたまもの
対義語
- 不勉強
- 怠惰
- 遊惰