蛇足を加える
読み方
だそく を くわえる意味
すでに十分に整っている話・文章・計画などに、余計な説明や手間を付け足して、かえって分かりにくくしたり価値を下げたりすること。必要のない付け加えを戒める表現。由来
中国戦国時代の故事「蛇足(だそく)」に由来する。酒の壺を賭けて蛇の絵を描いた者が、勝ちを確信して蛇に足まで描き加えたため負けたという話で、典拠は『戦国策』とされる(成立年代の厳密な年は不詳)。そこから「蛇足を加える」とも言う。備考
「蛇足」単独でも用いる。「付け足す」より否定的で、余計な追加で台無しにする含みが強い。文章・説明・演出など幅広く使える。例文
- 説明はもう十分だから、これ以上蛇足を加えると聞き手が混乱するよ。
- そのスライド一枚、情報を詰め込みすぎて蛇足を加えてしまった。
- 彼は結論の後に蛇足を加える癖があって、会議が長引く。
- レポートは簡潔で良かったのに、最後の段落が蛇足を加えている。
- デザインはシンプルが一番だ。装飾で蛇足を加えると野暮になる。
類義語
- 蛇足
- 余計なことをする
- 余計な一言
- 無駄を付け加える
- 贅肉を付ける
対義語
- 簡潔にまとめる
- 要点を押さえる
- 無駄を省く