蛇は竹の筒に入れても真っ直ぐにならぬ
読み方
へび は たけ の つつ に いれても まっすぐ に ならぬ意味
生まれつきの性質や長年身についた癖は、外からいくら矯正しようとしても簡単には直らないというたとえ。特に、よくない性分や悪癖がなかなか改まらないことを皮肉っていう。由来
蛇は体をくねらせて進み、まっすぐな竹筒に入れても本性として真っ直ぐにはならない、という観察から生まれたたとえ。正確な初出年は不明。近世以降の口承的な諺として広まったと考えられるが、成立時期は特定されていない。備考
人の性質を決めつける響きがあり、かなり辛辣。本人に直接使うと失礼になりやすいので、批評・皮肉として用いる場面に注意。例文
- 何度注意しても彼の怠け癖は直らず、まさに蛇は竹の筒に入れても真っ直ぐにならぬだ。
- 厳しい規則で縛っても、ずるをする人は抜け道を探す。蛇は竹の筒に入れても真っ直ぐにならぬということだ。
- 若いころからの浪費癖は、家計簿をつけさせても続いている。蛇は竹の筒に入れても真っ直ぐにならぬとはよく言ったものだ。
- 彼女は人前では反省したように見せるが、同じ失敗を繰り返すので、蛇は竹の筒に入れても真っ直ぐにならぬと思われている。
- 会社が研修を重ねても、彼の高圧的な態度は変わらない。蛇は竹の筒に入れても真っ直ぐにならぬと周囲はあきらめ気味だ。
類義語
- 三つ子の魂百まで
- 雀百まで踊り忘れず
- 持って生まれた性は変わらぬ
- 馬鹿は死ななきゃ治らない
対義語
- 氏より育ち
- 朱に交われば赤くなる