蛇に睨まれた蛙
読み方
へび に にらまれた かえる意味
強い者や恐ろしい相手に目をつけられたり、にらまれたりして、怖さのあまり身がすくんで動けなくなること。圧倒的な力の差を前にして、抵抗も逃げることもできず、ただ固まってしまう状況をたとえる。由来
蛇ににらまれると蛙が恐怖で動けなくなる、という自然観察に基づくたとえから生まれたとされる。具体的な初出年は不明だが、遅くとも近世(江戸時代)には広く用いられていたとされ、口語の比喩として定着した。備考
「恐怖で硬直する」比喩。主に人の様子に用いるが、場の雰囲気にも拡張して使える。口語では「蛇に睨まれた蛙みたいに」の形が多い。例文
- 部長に突然呼び出されて、蛇に睨まれた蛙みたいに一言も出なかった。
- 試合開始直後、相手の迫力に蛇に睨まれた蛙状態で動きが固かった。
- 先生の鋭い視線に、彼は蛇に睨まれた蛙のように立ち尽くした。
- 面接で厳しい質問を浴びて、蛇に睨まれた蛙になってしまった。
- 取引先の社長が入ってきた瞬間、会議室が蛇に睨まれた蛙のように静まり返った。
類義語
- 猫に睨まれた鼠
- 蛇の目に睨まれた蛙
- 強者の前で縮み上がる
- 恐れおののく
- すくみ上がる
対義語
- 柳に風
- どっしり構える