虎穴に入らずんば虎子を得ず
読み方
こけつ に いらずんば こじ を えず意味
危険を冒して虎のすむ穴に入らなければ虎の子は手に入らない、という意から、大きな成果や貴重なものを得るには、それ相応の危険や困難を引き受けなければならないというたとえ。由来
中国の史書『後漢書』班超伝にある「不入虎穴、不得虎子」に由来する。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した書で、班超が部下に危険を冒す覚悟を促した言葉とされる。備考
硬めの表現で、挑戦や勝負の場面に使う。無謀な行動を正当化する言葉ではなく、成果に見合う覚悟を説く表現。例文
- 新市場への参入はリスクが高いが、虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。
- 研究が成功する保証はないが、虎穴に入らずんば虎子を得ずと思って挑戦した。
- 海外で起業するのは不安だが、虎穴に入らずんば虎子を得ずという気持ちで渡航した。
- 彼は虎穴に入らずんば虎子を得ずと考え、あえて難しい交渉に臨んだ。
- 優勝を狙うなら守りに入ってばかりはいられない。虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。
類義語
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
- 危ない橋を渡る
- 冒険なくして成功なし
対義語
- 君子危うきに近寄らず
- 石橋を叩いて渡る
- 危ない橋は渡らない