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茶腹も一時

読み方

ちゃばら も いっとき

意味

お茶を飲んだだけでも、しばらくは空腹をまぎらわせられるということ。転じて、わずかなものや不十分な手段でも、一時的には役に立つ、急場をしのげるという意味。

由来

「茶腹」は茶を飲んで満たした腹のこと。食事の代わりに茶で空腹を紛らわせる庶民の生活感覚から生まれた言い回し。成立年代は不詳だが、茶が広く普及した江戸時代にはことわざとして用いられていたとされる。

備考

空腹をしのぐ場面だけでなく、応急的・一時的な対策にも使う。やや古風で、日常会話では「一時しのぎ」のほうが一般的。

例文

  • 朝食を抜いてしまったが、会議前に温かいお茶を飲んだら、茶腹も一時で少し落ち着いた。
  • 給料日前で節約中なので、昼はお茶と小さな菓子だけ。まさに茶腹も一時だ。
  • 本格的な対策にはならないが、この応急処置でも茶腹も一時で、今日一日は持つだろう。
  • 空腹で勉強に集中できなかったので、飴を一つなめた。茶腹も一時とはよく言ったものだ。
  • 資金繰りは厳しいが、短期の融資を受ければ茶腹も一時で、月末の支払いは乗り切れる。

類義語

  • 一時しのぎ
  • その場しのぎ
  • 急場しのぎ
  • 間に合わせ
  • 無いよりまし

対義語

  • 焼け石に水
  • その場しのぎでは済まない

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