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苦は楽の種

読み方

く は らく の たね

意味

今の苦労やつらい経験は、将来の楽しみや幸福につながるもとになる、という意味。目先の苦しさだけで判断せず、努力や辛抱を続ければ、のちによい結果や報いが得られると励ますときに使う。

由来

「種」は植物の種のように、のちに芽を出して実を結ぶ原因・もとを表す語。苦しい経験が、後の楽しみや幸せを生む“種”になるというたとえから生まれた。成立時期の詳細は不明だが、少なくとも近世、江戸時代以降には処世訓として広く用いられてきたと考えられる。

備考

努力や忍耐を勧める前向きなことわざ。単独でも使うが、「楽は苦の種」と対にして言うことも多い。苦労そのものを美化するというより、将来への希望を示す表現。

例文

  • 受験勉強は大変だが、苦は楽の種と思って毎日机に向かっている。
  • 新人時代の下積みも、苦は楽の種だから無駄ではない。
  • 母は生活が苦しいときほど、『苦は楽の種だよ』と私たちを励ました。
  • リハビリはつらいが、苦は楽の種と信じて治療を続けた。
  • 失敗が続いても、苦は楽の種というから、ここで諦めるわけにはいかない。

類義語

  • 苦あれば楽あり
  • 艱難汝を玉にす
  • 辛抱する木に金が生る

対義語

  • 楽は苦の種

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