膝とも談合
読み方
ひざ とも だんごう意味
相談相手がいないときでも、自分の膝を相手にするつもりでよく考えよ、という意味。転じて、物事を決める前には独断を避け、誰かに相談したり、少なくとも一度立ち止まって熟慮したりすることが大切だという戒め。由来
由来の詳細や初出年は不明。近世以降の口承的なことわざとされ、「談合」は現代の不正な話し合いではなく、相談・協議の意。相談相手がなくても、身近な自分の膝とでも向かい合って考えよ、という発想から生まれた表現と考えられる。備考
「談合」は本来「相談」の意味。現代では不正入札の印象が強いが、このことわざでは悪い意味ではない。やや古風で、日常会話では使用頻度は低い。例文
- 大事な契約を即決しそうになったが、膝とも談合というから一晩考えることにした。
- 誰にも相談できない状況でも、膝とも談合で、まず自分の考えを整理してみよう。
- 感情に任せて退職届を出す前に、膝とも談合という言葉を思い出した。
- 進路を一人で決めるのは不安だが、膝とも談合で、メリットとデメリットを書き出してみた。
- 社長は新事業への投資を急いでいたが、膝とも談合と考え、役員会で意見を聞いた。
類義語
- 三人寄れば文殊の知恵
- 相談は一人より二人
- 衆議一決
- 人に問うは一時の恥、問わぬは一生の恥
対義語
- 独断専行
- 独り合点
- 我田引水