腹八分目に医者いらず
読み方
はらはちぶんめにいしゃいらず
意味
食事は満腹になるまで食べず、腹八分目(少し物足りない程度)にとどめると、健康を保ちやすく病気になりにくいので医者の世話にならない、という教え。食べ過ぎを戒め、節度ある食生活を勧めることわざ。
由来
江戸時代の養生訓や食養生の考え方(貝原益軒『養生訓』1700年代初頭など)と同系の発想に基づくとされるが、この言い回し自体の初出年・初出資料は不詳。近代以降に広く定着したと考えられる。
備考
健康・養生の文脈で使う。医学的に絶対ではないが、食べ過ぎ防止の戒めとして一般的。類似表現に「腹八分に病なし」。
例文
- 健康診断で注意されたので、今日から腹八分目に医者いらずを心がける。
- つい食べ過ぎるけど、腹八分目に医者いらずって言うし、ここで箸を置こう。
- 飲み会でも腹八分目に医者いらずだよ、無理に締めまで食べなくていい。
- 祖母は「腹八分目に医者いらず」と言って、いつも少し残すくらいでやめていた。
- ダイエットの基本は極端な制限よりも、腹八分目に医者いらずの習慣化だ。
類義語
- 腹八分に病なし
- 腹八分目
- 医食同源
- 過ぎたるは及ばざるが如し
対義語
- 腹いっぱい食べる
- 満腹になるまで食べる
- 飽食