腹を探る
読み方
はら を さぐる意味
相手の本心・真意・隠された意図を、直接は聞かずに言動や状況から推し量ろうとすること。交渉や対人関係で、相手の出方や考えを慎重に見極めるニュアンスで用いる。由来
「腹」は昔から心・本心(腹の内)を表す語で、「探る/さぐる」は手探りで確かめる意。両者が結びつき「腹を探る=本心を探り出す」となった。成立の正確な年代は不明だが、近世以降の口語表現として定着したと考えられる。備考
やや策略的・用心深い響きがあり、相手に対して使うと失礼になる場合がある。「腹を探る/さぐる」両表記がある。例文
- 先方の条件を聞き出す前に、まず腹を探ってみよう。
- 彼は冗談めかして質問し、相手の腹を探った。
- 会議では皆が上司の腹を探るような発言ばかりだった。
- こちらの手の内を見せる前に、相手の腹を探るのが先だ。
- 腹を探られていると感じたので、曖昧に笑って話題を変えた。
類義語
- 腹を読む
- 腹の内を読む
- 腹を見透かす
- 腹をさぐる
- 腹を探り合う
- 真意を探る
対義語
- 腹を割る
- 腹を見せる
- 胸襟を開く