腹を据える
読み方
はら を すえる意味
物事に臨むとき、気持ちを落ち着けて動じないようにし、覚悟を決めてしっかり取り組むこと。迷いや不安で心が定まらない状態を改め、腰を落ち着けて対処する意。由来
「腹」は昔から心・胆力・本心のある所と考えられ、「据える」はしっかり置いて動かないようにする意。そこから「腹(心)を安定させる=覚悟を定める」の比喩として用いられた。成立時期は明確ではないが、近世(江戸時代)以降の口語表現として広まったとされる。備考
「腹を据える」は落ち着きと覚悟の両方を含む。似た表現の「腰を据える」は“腰を落ち着けて継続的に取り組む”ニュアンスが強い。口語でよく使う。例文
- 明日の面接に向けて、腹を据えて準備する。
- 批判が来ても動じないように、腹を据えて説明した。
- ここまで来たら腹を据えて、最後までやり切ろう。
- トラブル続きでも、腹を据えれば解決策は見えてくる。
- 彼は腹を据えて謝罪し、関係修復に努めた。
類義語
- 腹を決める
- 覚悟を決める
- 肝を据える
- 腰を据える
- 腹を括る
対義語
- 浮き足立つ
- 腰が定まらない
- 心が揺れる