腹を割る
読み方
はら を わる意味
隠し事や建前をやめ、相手に対して本心を包み隠さず話すこと。互いの誤解を解いたり信頼関係を深めたりするために、率直に打ち明けて話し合うという意味で用いる。由来
「腹」は昔から感情・本心が宿る場所(腹の内)と捉えられ、「腹を見せる/腹を明かす」などと同様に“内側=本音”を表す。そこから、腹を「割って」中身を見せる比喩として「腹を割る(本心を明かす)」が成立した。成立年代は明確ではないが、近世以降の口語表現として定着したとされる。備考
「腹を割って話す」の形が多い。対立や誤解の解消、信頼構築の場面で用いる。乱暴に本音をぶつける意味ではなく、率直さと配慮の両立が前提。例文
- この件は誤解が多いから、腹を割って話そう。
- 上司にも腹を割って相談したら、意外と理解してくれた。
- 友だちと腹を割って話したおかげで、わだかまりが消えた。
- 取引先とは一度腹を割って条件を整理したほうがいい。
- 腹を割るのは大事だが、言い方には気をつけたい。
類義語
- 胸襟を開く
- 腹蔵なく(話す)
- 率直に(話す)
- 本音で話す
- 打ち明ける
対義語
- 腹に一物
- 腹芸を使う
- 胸に納める