腹の虫が収まらない
読み方
はら のむし が おさまらない意味
怒りや不満、わだかまりが消えず、気持ちが落ち着かないこと。謝られても納得できない、仕返しや説明を求めたくなるなど、感情が鎮まらない状態をいう。由来
「腹(はら)」を感情の宿る場所とみなし、心中の不快感を「虫」にたとえる日本語の比喩表現に由来する。いつ頃成立したかは明確ではないが、江戸期以降に一般化したとされる言い回しの系統(「腹の虫」「虫が治まる」など)に連なる。備考
「怒り・不満」が中心。やや口語的で、改まった文章では「憤りが収まらない」などに置き換えることも。慣用としては「治まらない」もよく用いる。例文
- 彼の一言がどうしても腹の虫が収まらない。
- 謝罪は受け取ったが、説明がないと腹の虫が収まらないよ。
- 理不尽な扱いに、いつまでも腹の虫が収まらなかった。
- あの件は水に流したつもりでも、ふと思い出すと腹の虫が収まらない。
- 彼女は笑っていたが、内心は腹の虫が収まらない様子だった。
類義語
- 腹に据えかねる
- 怒りが収まらない
- 憤りが収まらない
- 気持ちが収まらない
- 納得がいかない
- 胸が収まらない
対義語
- 怒りが収まる
- 気が済む
- 納得する
- 溜飲が下がる
- 胸がすく