腹に据えかねる
読み方
はらに すえかねる意味
相手の言動や出来事に強い不満・怒りを覚え、我慢して心の中に収めておくことができないこと。腹に据える(怒りを抑えて胸に収める)ことが「かねる(できない)」という形で、抑えきれない憤りを表す。由来
「腹」は感情の中心を表す語で、「据える」は心を落ち着けて定める意。「腹に据える(怒りを腹に収める)」に、困難・不能を表す補助動詞「かねる」が付いて「据えかねる(収めきれない)」となった。成立時期の明確な年代は不詳だが、近世以降の口語表現として定着したと考えられる。備考
「腹に据える(怒りを抑える)」の否定的表現。やや硬めで文章語寄り。怒り・不満が抑えられない場面に用い、軽い不快感には大げさになりやすい。例文
- 彼の無責任な発言には腹に据えかねるものがある。
- 何度注意しても同じことを繰り返すので、さすがに腹に据えかねた。
- その侮辱は腹に据えかねる、今すぐ謝ってほしい。
- 腹に据えかねて反論したが、言い方がきつすぎたかもしれない。
- 彼女の態度に腹に据えかねる思いを抱えたまま会議に出た。
類義語
- 腹に据えかねる
- 腹にすえかねる
- 腹に据えかねない
- 我慢ならない
- 堪えられない
- 許し難い
- 腹が立つ
- 頭に来る
- 癪に障る
- 業腹だ
対義語
- 腹に落ちる
- 納得する
- 受け入れる
- 水に流す