腐っても鯛
読み方
くさっても たい意味
本当に価値や実力のあるものは、たとえ衰えたり傷んだりしても、本来の品格や価値を失わないという意味。人や物の格の高さ、過去の実績を評価して言う。由来
鯛は古くから日本で祝い事に用いられる高級魚で、多少鮮度が落ちても他の魚より価値があると見なされたことに由来する。成立時期は不詳だが、近世以降に広く用いられた表現と考えられる。備考
褒め言葉だが、「腐っても」が失礼に響く場合があるため、目上の人に直接使うのは避けたほうがよい。例文
- あの元選手は引退して十年たつが、フォームは美しく、腐っても鯛だと思った。
- 老舗旅館は建物こそ古いが、接客の質は高く、まさに腐っても鯛だ。
- 不調とはいえ、彼は全国大会の優勝経験者だ。腐っても鯛だから油断できない。
- 型落ちの高級車を買ったが、乗り心地はさすがで、腐っても鯛という感じだ。
- その会社は一時ほどの勢いはないが、ブランド力はまだ強い。腐っても鯛だね。
類義語
- 腐っても鯛は鯛
- 昔取った杵柄
- 名馬に癖あり
対義語
- 名ばかり
- 看板倒れ
- 羊頭狗肉