胸をなで下ろす
読み方
むね を なでおろす意味
心配していたことが無事に終わったり、悪い結果を免れたりして、ほっと安心すること。緊張が解けて安堵の気持ちになるさまをいう。由来
「なで下ろす」は上から下へ手でさする動作。安心したとき、胸(胸元)を手でなで下ろすしぐさが自然に出ることから比喩化した慣用句で、成立年代は特定しにくい(江戸期以前からの口語的表現とされるが正確な初出年は不明)。備考
「ほっとする」「安堵する」と近いが、強い不安や懸念が解消された場面で使う。動作描写としても比喩としても用いる。例文
- 最終審査に通ったと聞いて、ようやく胸をなで下ろした。
- 子どもが無事に帰宅したので、家族みんなが胸をなで下ろした。
- 誤解が解けた瞬間、彼は胸をなで下ろすように深く息を吐いた。
- 締め切りに間に合い、編集部は胸をなで下ろした。
- 大事に至らないと医師に言われて、胸をなで下ろした。
類義語
- ほっとする
- 安堵する
- 一安心する
- 胸を撫でる
- 肩の荷が下りる
対義語
- 気を揉む
- 気が気でない
- 不安に駆られる
- 青ざめる