聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
読み方
きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
意味
分からないことを人に尋ねるのはその場では恥ずかしいと感じても一時で済むが、聞かずに分からないままにしておくと、後々まで無知をさらして大きな恥や不利益を被る、という戒め。疑問は早めに質問して解決すべきだという教え。
由来
由来の特定は難しく、成立年代は不明。近世以降の教訓的なことわざとして広く用いられ、学問・職人の世界や日常生活で「分からないことは早く聞け」という実用的な戒めとして定着したと考えられる。
備考
「聞く」は質問する意。「一生の恥」は長く残る無知・失敗の比喩。区切りは「聞くは一時の恥/聞かぬは一生の恥」。口語では後半だけで用いることもある。
例文
- 操作方法が分からないなら、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だよ。
- 新人のうちに先輩に質問しておけ。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だ。
- 道に迷ったときは、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥と思って駅員さんに聞いた。
- 分かったふりをして失敗するより、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥で確認したほうがいい。
- 彼はプライドが高くて聞けずに損をしたが、まさに聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だ。
類義語
- 聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
- 聞くは一旦の恥、聞かぬは一生の恥
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損
対義語
- 知らぬが仏
- 無知は幸福