聞いて極楽見て地獄
読み方
きいて ごくらく みて じごく意味
人から聞いたときにはこの上なくよさそうに思えたものが、実際に見たり経験したりすると、ひどく期待外れで苦しい状態だった、ということ。うわさや評判と現実との差が非常に大きいことをたとえていう。由来
成立時期ははっきりしない。仏教語の「極楽」と「地獄」を対比させ、聞いた印象と実際のありさまの落差を強調した民間のことわざ。近世、少なくとも江戸時代ごろには通用していたと考えられる。備考
期待と現実の落差を皮肉る表現。旅行先、就職先、結婚、物件選びなどでよく使う。やや古風だが現在でも意味は通じる。例文
- その旅館は宣伝では素晴らしかったが、実際に泊まってみると設備が古く、聞いて極楽見て地獄だった。
- 高待遇だと聞いて転職したのに、毎日深夜まで残業で、まさに聞いて極楽見て地獄だ。
- 写真では理想的な部屋に見えたが、内見すると日当たりも悪く、聞いて極楽見て地獄とはこのことだった。
- 周囲に勧められて入ったサークルが想像以上に厳しく、彼は聞いて極楽見て地獄だとこぼしていた。
- パンフレットだけで留学先を決めると、聞いて極楽見て地獄になりかねない。
類義語
- 聞くと見るとは大違い
- 百聞は一見に如かず
- 話が違う
対義語
- 聞きしに勝る
- 評判にたがわぬ