老いては子に従え
読み方
おいてはこにしたがえ
意味
年を取ったら、昔のやり方や自分の考えに固執せず、若い世代(子ども)の意見ややり方に従って生活したほうがよい、という教え。年長者でも新しい事情に合わせて柔軟に振る舞うべきだという戒めを含む。
由来
由来の確かな出典や成立年代は不詳。近世以降に一般化したとされるが、具体的な初出(書名・年代)ははっきりしない。家の中で世代交代が進むと、年長者は子の判断に任せたほうが物事が円滑に進む、という生活実感から生まれたことわざと考えられる。
備考
年長者を軽んじる意味ではなく、年を重ねた側が状況に合わせて柔軟に任せる姿勢を勧める表現。家族内だけでなく、年配者一般にも用いられる。
例文
- スマホの設定はさっぱりだ。老いては子に従えで、息子に任せるよ。
- 引っ越し先の手続きは娘のほうが詳しいから、老いては子に従えだね。
- 昔のやり方にこだわるより、老いては子に従えで新しい方法を試してみよう。
- 孫の学校のルールは今と違う。老いては子に従えで、若い親の方針に合わせた。
- 父は最初反対したが、老いては子に従えと言われて計画を任せてくれた。
類義語
- 郷に入っては郷に従え
- 年寄りの冷や水(を避けよの意で用いることがある)
対義語
- 親の心子知らず
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない