習い性となる
読み方
ならい せい と なる意味
繰り返し行っている習慣や行動は、やがて生まれつきの性質のように身についてしまうという意味。よい習慣にも悪い癖にも使えるが、特に長年の癖が自然に出てしまう場合に用いられる。由来
中国古典『書経(尚書)』太甲上の「習与性成(習い、性と成る)」に由来する。成立年代は諸説あり正確には不明だが、古代中国の文献として前5〜前2世紀頃までに整理・伝承されたとされる。備考
やや硬い表現で、日常会話より文章・講話で多い。「習い」は学習だけでなく習慣・慣れの意味。例文
- 毎朝早く起きて走っていたら、習い性となるで、休みの日でも自然に目が覚める。
- 小さなころから挨拶を大切にしてきた彼は、習い性となるように誰にでも丁寧に頭を下げる。
- メモを取る癖は習い性となるから、新入社員のうちに身につけておくとよい。
- つい言い訳をしてしまうのも、長年の習い性となるものかもしれない。
- 食事の前に手を合わせる習慣は、習い性となるほど家庭の中に根づいていた。
類義語
- 習慣は第二の天性なり
- 雀百まで踊り忘れず
- 三つ子の魂百まで
対義語
- 持って生まれた性分は直らぬ