糠喜び
読み方
ぬか よろこび意味
一見うれしい出来事があったように思って喜んだが、実は当てが外れていて、喜びがすぐ消えてしまうこと。また、確かな裏づけのない期待で早合点して喜ぶこと。由来
「糠(ぬか)」は米を精米したときに出る粉で、実体が乏しく頼りにならないもののたとえ。糠のように手応えのない喜び=期待外れで消える喜び、という比喩から成立した語。成立した正確な年や初出は不明だが、江戸期以降の口語で定着したとされる。備考
「ぬか喜び」とも書く。喜びが短命だった/早合点だった、という否定的評価を含む。会話・文章どちらでも使えるが、相手の喜びを指すときは言い方に配慮。例文
- 内定が出たと聞いて喜んだが、別人の連絡だった。まさに糠喜びだった。
- 値下げだと思って買ったのに、ポイント還元の条件付きで糠喜びに終わった。
- 合格発表の番号を見間違えて糠喜びしてしまい、家族にも申し訳ない。
- 噂だけで期待しても糠喜びになるから、正式発表を待とう。
- 彼の『必ず昇給させる』という言葉を信じたが、結局糠喜びだった。
類義語
- ぬかよろこび
- 空喜び
- 空騒ぎ
- 捕らぬ狸の皮算用
- 皮算用
対義語
- 鬼の首を取ったよう
- 胸をなで下ろす