箸にも棒にもかからない
読み方
はし にも ぼう にも かからない意味
価値がまるでなく、取り上げて論じたり相手にしたりするだけ無駄なこと、また手のつけようがないほどひどくて、どうにも扱えないことをいう。人や作品、案、状態などに広く使う。由来
成立時期は明確ではないが、近世、遅くとも江戸時代には見られる表現とされる。もとの形は「箸にも棒にも掛からぬ」。日常の道具である箸でも棒でも扱えない、何をしても引っかからず手が付けられないという比喩から、どうにもならない・相手にする価値がないという意味になった。備考
強い否定や酷評を含む表現なので、人に直接使うと失礼になりやすい。人物だけでなく、原稿・企画・商品・状態などにも使える。例文
- あの原稿は誤字脱字だらけで、内容も散漫だから、今のままでは箸にも棒にもかからない。
- 彼の提案は数字の裏付けがなく、会議に出しても箸にも棒にもかからないと言われた。
- 練習を怠けてばかりでは、試合で勝てるどころか箸にも棒にもかからない選手になってしまう。
- この中古車は故障が多すぎて、修理代を考えると箸にも棒にもかからない。
- 最初は箸にも棒にもかからない企画だと思われたが、練り直してヒット商品になった。
類義語
- 手の施しようがない
- どうにもならない
- 始末に負えない
- 問題外
- 救いようがない
対義語
- 見込みがある
- ものになる
- 将来有望
- どうにかなる
- 捨てたものではない