秋茄子は嫁に食わすな
読み方
あきなす は よめ に くわすな意味
秋にとれる茄子は味がよいので嫁には食べさせるな、という嫁いびりを表す言葉。一方で、秋茄子は体を冷やす、または種が少なく子宝に恵まれにくい連想があるため、嫁の体を気遣った言葉だとする解釈もある。由来
由来は定説がない。江戸前期の俳諧・俚諺集『毛吹草』(1645年)に類句が見えるとされ、少なくとも江戸時代には広まっていた。秋茄子の美味さを惜しむ姑の意地悪、または体を冷やす食物を避けさせる配慮に由来するという説がある。備考
現代では嫁差別・姑の意地悪を連想させるため、実際の会話では冗談でも相手との関係に注意が必要。解釈が複数あることわざ。例文
- 祖母は冗談めかして「秋茄子は嫁に食わすな」と言いながら、結局みんなに焼き茄子を配った。
- あまりにおいしい秋茄子を食べて、昔の人が「秋茄子は嫁に食わすな」と言った気持ちも少し分かった。
- このことわざは「秋茄子は嫁に食わすな」というが、嫁いびりの意味だけで覚えると一面的だ。
- 義母が「秋茄子は嫁に食わすな」と言ったので身構えたが、体を冷やさないようにという気遣いだった。
- 授業で「秋茄子は嫁に食わすな」の二通りの解釈を調べ、日本の家族観について話し合った。
類義語
- 秋鯖は嫁に食わすな
- 旨い物は嫁に食わすな