漢字辞典.com

石橋を叩いて渡る

読み方

いしばし を たたいて わたる

意味

堅くて安全そうに見える石橋でさえ、叩いて確かめてから渡るという意味から、物事を進める前に十分に安全性や確実性を確認すること。非常に慎重な態度を表す。

由来

石でできた橋は木の橋より丈夫だが、それでも壊れないか叩いて確かめてから渡る、というたとえに由来する。具体的な成立時期や初出は不明だが、近世以降の生活感覚から生まれた表現と考えられる。

備考

慎重さをほめる場合にも、慎重すぎるとやや皮肉る場合にも使う。「石橋を叩いても渡らない」は過度な用心を表す派生表現。

例文

  • 新しい取引先とは、契約内容を何度も確認してから進める。石橋を叩いて渡るつもりだ。
  • 彼女は石橋を叩いて渡る性格なので、旅行前に保険や交通手段をすべて調べておく。
  • 大きな投資だから、石橋を叩いて渡るくらい慎重でちょうどいい。
  • 石橋を叩いて渡るのは大切だが、確認に時間をかけすぎると機会を逃すこともある。
  • 父は何を始めるにも石橋を叩いて渡る人で、衝動買いは絶対にしない。

類義語

  • 転ばぬ先の杖
  • 念には念を入れよ
  • 用心に越したことはない
  • 浅い川も深く渡れ

対義語

  • 危ない橋を渡る
  • 虎穴に入らずんば虎子を得ず
  • 当たって砕けろ

このことわざに含まれる漢字