石橋を叩いて渡る
読み方
いしばしをたたいてわたる
意味
非常に用心深く、確実だと思えることでもさらに確認してから行動すること。失敗を避けるために慎重に準備し、危険や不確実さを徹底的に取り除いてから物事を進めるたとえ。
由来
石でできた頑丈な橋でさえ、渡る前に叩いて安全を確かめるという比喩から生まれた。日常の経験に基づくたとえで、成立年代や初出の文献ははっきりしない(不詳)。近世以降に広く定着したと考えられる。
備考
慎重さを褒める場合もあるが、「慎重すぎて決断が遅い」という皮肉としても使われる。強調して「石橋を叩いても渡らない」という言い方もある。
例文
- 彼は石橋を叩いて渡る性格だから、契約書を何度も読み返してから署名する。
- 新規事業はリスクが高い。石橋を叩いて渡るくらいの慎重さで進めよう。
- 旅行の前日に持ち物を再確認するのは、石橋を叩いて渡るためだ。
- 石橋を叩いて渡るのは悪くないが、準備に時間をかけすぎると機会を逃す。
- 彼女は石橋を叩いて渡るタイプで、初対面でもすぐには本音を見せない。
類義語
- 念には念を入れる
- 用心に越したことはない
- 転ばぬ先の杖
- 慎重を期す
- 万全を期す
対義語
- 当たって砕けろ
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 思い立ったが吉日