石橋を叩いて壊す
読み方
いしばし を たたいて こわす意味
非常に用心深く確認を重ねるあまり、かえって物事を台無しにしたり、好機を逃したりすること。慎重さが度を越して、必要以上に疑ったり手を加えたりして失敗するという戒め。由来
「石橋を叩いて渡る」(石でできた頑丈な橋でさえ叩いて安全を確かめてから渡る)の言い回しを踏まえ、その慎重さが行き過ぎると「壊す」ほどになる、という誇張表現として生まれたとされる。成立時期は明確な記録がなく不詳。近代以降に広まったと考えられる。備考
「石橋を叩いて渡る」より否定的で、慎重さが過剰で裏目に出る場面に用いる。人の性格評や仕事の進め方の批評で使われやすい。例文
- 彼は石橋を叩いて壊すタイプで、結局締め切りに間に合わなかった。
- 安全確認を徹底するのは大事だが、石橋を叩いて壊すほど疑っていては前に進めない。
- 新機能を追加しようとして石橋を叩いて壊すような改修をし、かえって不具合が増えた。
- 契約書を何度も直しすぎて相手の心証を悪くするのは、石橋を叩いて壊すに近い。
- 準備に時間をかけすぎてチャンスを逃すのは、石橋を叩いて壊す典型例だ。
類義語
- 石橋を叩いて渡る
- 念には念を入れる
- 用心に用心を重ねる
- 転ばぬ先の杖
- 慎重居士
対義語
- 当たって砕けろ
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 思い立ったが吉日