石橋をたたいて渡れ
読み方
いしばし を たたいて わたれ意味
石でできた頑丈な橋でさえ、渡る前にたたいて安全を確かめてから渡れ、というたとえ。物事を始める前に十分に準備し、危険や失敗の可能性をよく点検してから行動すべきだという教え。慎重すぎる態度を評する文脈でも使う。由来
由来の正確な初出年は不明。木橋が多く壊れやすかった時代背景の中で、「石橋」は本来安全なものの象徴とされ、それすらたたいて確認するほどの用心深さを説く比喩として定着したと考えられる。江戸期以前からの口承的表現とされるが、特定の成立年代は断定できない。備考
「慎重に行動せよ」の教訓だが、文脈によっては「用心深すぎる」「慎重すぎて遅い」という皮肉にもなる。口語では「石橋を叩いて渡る」とも言う。例文
- 新規取引は石橋をたたいて渡れで、契約書の条項を一つずつ確認した。
- 彼は石橋をたたいて渡れのタイプだから、旅行の持ち物リストがやたら細かい。
- 石橋をたたいて渡れと言うけれど、準備に時間をかけすぎて機会を逃すな。
- 初めての投資は石橋をたたいて渡れで、少額から始めた。
- この案件はリスクが高い。石橋をたたいて渡れの姿勢で進めよう。
類義語
- 念には念を入れよ
- 用心に越したことはない
- 転ばぬ先の杖
- 急がば回れ
- 慎重に事を運ぶ
対義語
- 当たって砕けろ
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 清水の舞台から飛び降りる