知らぬ顔の半兵衛
読み方
しらぬ かお の はんべえ意味
何かを知っていたり関わっていたりするのに、わざと知らないふりをして平然としていること。また、そのような人をからかっていう言い方。責任逃れやとぼける態度を非難する含みがある。由来
「半兵衛」は江戸時代に多かった男性名で、特定の人物を指すというより「どこにでもいる男」の代表として用いられたとされる。由来の確かな初出年は不詳だが、江戸後期の口語・俗語として広まり、近代の文芸にも見られる表現とされる。備考
相手の「とぼけ」「責任回避」を皮肉る口語。人名を含むため古風に響くことがある。改まった文章より会話向き。200字以内。例文
- 証拠があるのに、彼は知らぬ顔の半兵衛で通そうとしている。
- みんなが見ていたのに、当人だけ知らぬ顔の半兵衛を決め込んだ。
- 失敗の原因を聞かれても、部長は知らぬ顔の半兵衛だ。
- そんなに知らぬ顔の半兵衛をされると、こちらも言いようがない。
- 彼女は事情を知っているはずなのに、会議では知らぬ顔の半兵衛だった。
類義語
- 知らぬ存ぜぬ
- 素知らぬ顔
- 知らんぷり
- 頬かむり
- 寝たふり
対義語
- 正直者
- 白状する
- 腹を割る