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知らぬ道も銭が教える

読み方

しらぬ みち も ぜに が おしえる

意味

初めての道でも、お金を出せば人が案内してくれるように、金銭の力があれば困難なことでも解決しやすい、世の中には金で動くことが多い、というたとえ。金銭の効力の大きさをやや皮肉を込めていう。

由来

詳しい成立時期は不明。江戸時代以降、旅や往来が盛んになり、道案内や宿場での便宜などに「銭」が必要だった生活感覚から生まれた言い回しとされる。「銭」は近世まで広く使われた金銭の呼称。

備考

金銭万能を肯定するだけでなく、世の中の現実を皮肉る響きもある。「銭」は古風な語なので、日常会話ではやや硬い・古めかしい印象。

例文

  • 初めての土地で迷ったが、タクシーに乗れば目的地まで行ける。まさに知らぬ道も銭が教えるだ。
  • 専門家に相談料を払ったら、複雑な手続きが一気に進んだ。知らぬ道も銭が教えるというものだ。
  • 海外出張で言葉が通じなくても、通訳を雇えば何とかなる。知らぬ道も銭が教えるね。
  • 自力で調べる時間がないなら、有料サービスを使うのも手だ。知らぬ道も銭が教えると言うだろう。
  • 彼は人脈も知識もなかったが、資金を惜しまなかったので事業を軌道に乗せた。知らぬ道も銭が教えるの例だ。

類義語

  • 地獄の沙汰も金次第
  • 金が物を言う
  • 銭ある時は鬼をも使う
  • 金に糸目を付けない

対義語

  • 金で買えないものがある
  • 金は万能ではない
  • 愛は金で買えぬ

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