目明き千人盲千人
読み方
めあき せんにん めくら せんにん意味
世の中には、物事の価値や真偽を見抜ける人も多い一方で、見抜けない人もまた多いということ。どんな作品・人物・意見でも、正しく評価する人と評価できない人がいる、という意味で使う。由来
「目明き」は目が見える人、転じて物事を見分ける力のある人、「盲」は見えない人、転じて判断力のない人を指す。「千人」は多数を表す。成立時期は不詳だが、近世以降に広まった表現とされる。備考
「盲(めくら)」は現代では差別的に受け取られやすい語。ことわざとして引用する場合を除き、日常会話では使用に注意が必要。例文
- あの映画は酷評も多いが熱心な支持者もいる。まさに目明き千人盲千人だ。
- 新しい企画の価値をすぐ理解する人もいれば、全く分からない人もいる。目明き千人盲千人というものだ。
- 彼の才能は一部の人には早くから評価されていたが、周囲の多くは気づかなかった。目明き千人盲千人だね。
- ネットの評判だけで判断してはいけない。目明き千人盲千人で、見る人によって評価は大きく違う。
- この古道具の値打ちを見抜く客もいれば、ただのガラクタと思う客もいる。目明き千人盲千人だ。
類義語
- 蓼食う虫も好き好き
- 十人十色
- 見る目がある人もない人もいる
対義語
- 衆目の一致
- 万人の認めるところ