目から鱗が落ちる
読み方
めからうろこがおちる
意味
あることをきっかけに、それまで気づかなかった事実や道理が急にはっきり理解でき、見方が変わること。疑問が解けて納得したり、新しい発見で視界が開けたりするたとえ。
由来
語源は新約聖書『使徒言行録』にあるとされ、迫害者サウロ(のちのパウロ)が失明後、回復した際に「目から鱗のようなものが落ちた」と記される表現に由来する。日本語としての定着時期は明確ではないが、キリスト教文献の翻訳を通じて近代(明治期以降)に広まったとされる。
備考
「目から鱗が落ちる思いだ/ようだ」として、突然の理解・気づきを強調する。聖書由来だが一般慣用句として宗教色は薄い。
例文
- 先生の一言で、目から鱗が落ちる思いだった。
- その解説を読んで、目から鱗が落ちたように問題の本質が見えた。
- 先輩の仕事の進め方を見て、目から鱗が落ちた。
- 同じ資料でも視点を変えると、目から鱗が落ちる発見がある。
- 初めて現場に出て、机上の理屈だけではないと目から鱗が落ちた。
類義語
- 開眼する
- 目が覚める
- はっとする
- 腑に落ちる
- 悟る
対義語
- 当たり前
- 見え透いている
- 先刻承知